5/06/2007

Seattle Art Museum~SAM / Waterfront

シアトルアートミュージアム,通称SAM.
5月5日にGrand Openで,なんと5日10a.m.~6日9p.m.まで丸一日(夜中も含め),オープニングセレモニーが開催される. しかもこの期間中のみ無料!
すっごく楽しみ~♪

ダウンタウンまでバスに乗り,目指すはSAM近くのバス停のはずだった…
今日の運転手さんはちゃんとバス停の案内をしてくれている.
ところが,聞こえたアナウンスは
'Last Stop, Last Stop'
えっ?終点ってこと?
予定していたバス停に行くには,折り返しのバスに乗り換えないとだめらしい.
すぐに出発する気配もないので,歩くことにした.
着いた先は,ウォーターフロント.
シアトルの観光スポットでもある. 初めて来たので辺りをキョロキョロしながら先を急いだ.
なんてったって,今日の目的はSAMだし. 無料とはいえ入場券をもらわないと入れない.
混んでて入場制限してるかも…という気持ちがあったので,ウォーターフロントは写真を撮っただけでした. 
SAMに到着!路上でフラワーボールの絵を書いてる人発見. 知らなかったけどこのキャラクター日本人作なんだね. 実物はミュージアムの中で見れます.ミュージアムには,予想に反して,そんなに混雑もなくすんなり入れた. 
並んで待っていると…ラクダ登場!?
ミュージアムのエントランスには,Fordの車が宙吊りにディスプレイ. アメリカっぽい.
ミュージアムのBrotman forum stageでは,いろんなアーティストによるステージが一日中予定されていた. 朝の4時とか…人はいるんだろうか?
私達が,聴いたのはJosephine Howellという女性のライブ.
Soul musicになるのかな. 大いに盛り上がった. 聴衆達も途中から踊りだして,何か私達浮いてる?っていう状態に. でも素敵な音楽が聴けて感動しました.ドラムのおじさんが格好良かった!ミュージアムの中には食べるアートと称して,カフェも併設されている. 私達が立ち寄った時はちょうどハッピーアワー中で,座れる席が無かった. 残念…SAM shopといってミュージアムの中に,アートなグッズ達を売っているショップがあるのだけど,ミュージアムの中からしか入れない.
知らずに外に出てしまった私は,どうしてもSAM shopに行きたくて,もう一度入場券を求めて並んだのでした…
SAMのパンフレットと,マグカップを購入!
シアトルアートミュージアムの感想は,至る所にアメリカが感じられたっていうところだろうか. 作品もユニークなものが多かった. 現代アートってこういうのを言うんだろうな. 全く理解できないものばかりだったけど何だか分からないインパクトがあった. ディスプレイの仕方も今まで見てきたものとちょっと違う?
それに何といってもイベントが面白かった. 見るだけじゃなくて体験も出来る. クラフトコーナーがあったり,いろんなジャンルのライブが企画されていたり,その中で人と人との距離が近いなと思った. アメリカにはいろんな人種がいるけれど、どの人も大人も子供も一緒になって楽しんでいた. 皆がFriendly,そう感じたのでした. 

ミュージアムには,アメリカンアートだけではなく世界中の美術品も展示してあった.
日本のものも多く,一番印象的だったのは,緑水庵というお茶室. 
久しぶりに,こういった落ち着いた雰囲気でお茶を点ててほっと和みたいな~と懐かしく日本を思い出した. 
そうそう,初めて北斎の赤富士を見た. 絵には布が覆い被さっていて(多分光で痛まないように),貴重なものだということが伝わってくる(visitor 自身がめくって見るようになっている). 
ちょうどこの絵を見ていると私達の前にいた女性が振り返って,
’こんなん被せてたら春画かと思ってドキドキするやんな~’
っておもいっきり関西弁で話掛けて来た.
きっと私達の関西弁を聞いて、声を掛けてくれたのだろう.
関西人ってやっぱりいいわ~. Friendlyさはアメリカでも負けてないわ!

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