7/10/2007

Chittenden Locks & Fish Ladder

今住んでいるウォーリングフォードからフリーモントを超えてさらに西へ進むと,Ballardという街に出る.
近いようでまだ訪れたことがなかった街.
ここに観光スポットにもなっている,
チッテンデン水門とフィッシュラダーがある.
このチッテンデン水門は,水位の高い淡水湖レイク・ワシントンと水位の低いピュージェット湾とが交わる地点にちょうど位置していて,これらを行き来する船の為に水位を調節するのが目的らしい.
いつもは右の写真のような水門で境目をせき止めている.
水門は二つ並んでいて,船がどちらかに行き来する時,船は二つの水門に挟まれたエリアで待機,そして徐々に水位を上げ下げして,水位が同じになった方の水門を開け,船が進めるという仕組み.
ダムを作ってしまうと,こうやって船の行き来は出来なくなってしまうものね~なるほど.



水門は,人間のために作られたもの.
それでは,魚はどうする?
この地点は,鮭が海から産卵の為に川に帰り,そして海へと旅立つ通り道にもなっている.
なので,この水門付近には,ちゃんと魚の通り道も作られていた.
まずはこちら.
魚が海へ向かう時の通り道.
かなり高い位置から勢い良く流れているけれど,大丈夫なのかな?

続いて,海から川に上ってくる魚達の為には,フィッシュラダー(はしご)が作られている.
水位の違う湖と湾を階段状の段差をつけた通り道で繋いでいる.
もちろん,このラダーは湖から海への道としても使えるんだろう.
そのラダーを横から見た写真.
大きな鮭が泳いでいくのが見える!
珍しいものが見れて,なかなか面白かった.
何だか社会見学のような時間だったけれど.勉強になりました.

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